ぶりぶりざえもんの声優が神谷浩史で復活!
1992年から放送が始まり、今年で25周年を迎える、クレヨンしんちゃん。
主人公の野原しんのすけと言えばご存知、綺麗な女の人が大好きなスケベ小僧で、口が達者なイタズラ好きのクソガキです。
しんのすけ(しんちゃん)は「ケツだけ星人」のような下品な行動も平気で取ってしまうキャラだけに、子供に見せたくないなどという批判も一部ありますが、しっかり今まで継続している国民的アニメです。
そして本編にはあまり登場しないながらも、番外編や夢オチなどで度々登場する、しんのすけ発案の人気キャラクターといえばこちら。
そう、ぶりぶりざえもんです。
初登場は第357話Bパートで、塩沢兼人さんが声優を務めていらっしゃいました。
久しぶりに塩沢さんの声が吹き込まれたぶりぶりさえもんを見てみましょう。
タイツと豚顔、そしてオナラを武器にする低俗さからは想像もできない、何とも艶のある魅力的な声です。
しかしこの声の主、塩沢さんは2000年5月10日、転落事故を原因とする脳挫傷でこの世を去られました。
声優として脂の乗り切った46歳という若さで亡くなり、多くの人たちからその死を残念がられました。
以降、ぶりぶりざえもんは、ファンや遺族の申し出のためアニメ・劇場版いずれにも台詞付きで登場することがなくなっていました。
しかし今回、25周年ということで、新たに神谷浩史さんを声優に据えて復活しました。
神谷浩史のぶりぶりざえもん
16年だっけ?
ブリのぶりぶりざえもん
神谷さんだからな
リヴァイだぞ チョロ松だぞ#神谷さん pic.twitter.com/BKMg8c446e— しゅん@モンストストライカー (@shn0614) May 13, 2016
5/13に放送された復活の覚醒回?における、幾つか登場シーンの動画をTwitterから拝借して載せていきます。
これを見る限り大便の途中に駆り出されたのでしょうか?
ちなみに衛生的な側面を度外視してタイツの中に平気で突っ込んだスマホはちょろ松を意識したのではないか?という想像も。
ぶりぶりざえもんチョロ松スマホケース意識してんのかな?みどりだし(・∀・)
#クレヨンしんちゃん pic.twitter.com/qALbE4aTaO
— じゃんく꒰✩˙˟˙✩꒱ (@junk_syfa39) May 13, 2016
ぶりぶりざえもん=神谷さんww
さすが声かっこ良すぎ pic.twitter.com/1FTHXLoz1l
— Ryu8 (@ryuy811) May 13, 2016
流石、大人気声優だけあって、TLが中々に賑わっていました。
瞬間視聴率も相当なものだったとか、、
リヴァイ(進撃の巨人)、赤司(黒子のバスケ)、他にもロー(ワンピース)など、有名どころの人気キャラでそのイケボを響かせる神谷さんのおかげで、またしんちゃんが新たな層を開拓するかもしれませんね。
これからの登場は分かりませんが、20日のお話でも継続してぶりぶりざえもんが登場する予定ですので、是非チェックしてください。
【クレヨンしんちゃん】
5月20日(金)放送 予告動画だぞ
ぶりぶりざえもん再登場 pic.twitter.com/8nQeF6Bpn2— クレヨンしんちゃん (@KRAYON_SHINCHAN) May 14, 2016
塩沢さんから神谷さんへ
受け継がれていくものと、新しい命と。
果てのない初代への愛の上に、2代目への愛を積み重ねていきたいと思います。
ぶりぶりざえもん!おかえり!本当に嬉しい! pic.twitter.com/H11t2K9IhX— 歩 (@ayumu153cm) May 13, 2016
実は塩沢さんは、神谷さんの所属する青二プロダクションの大先輩に当たる存在です。
今回の起用が決まった時、神谷さんは非常に嬉しく思ったそうで、その時のコメントが以下になります。
「塩沢兼人さんと同じ事務所の後輩として心から幸せを感じています!
僕の気持ちをここに全て書ききることはできませんが、とにかく!今までの色々なものが結実してぶりぶりざえもんにたどり着いていたのだとしたら、本当に声優を続けていて良かったと思えます!
クールでセコくておねいさんが大好きでお金にがめつくて、ブタのくせに人間より人間くさい…僕としては珍しく共感しかないキャラクターなので大切に演じていければと思っています!
偉大なる先代を知っている方もそうでない方も、温かく見守っていただければ幸いです!」
引用 http://www.oricon.co.jp/news/2071517/full/
16年という年月が流れての今になるわけですが、非常に素敵なバトンの受け渡しになったのではないか、と思います。
これからもお茶目なキャラとして多くの人を笑顔にしてもらいたいですね。
最後は塩沢さんの演じた頃のぶりぶりざえもんのシーンをどうぞ。
長文お付き合いありがとうございました。