もはや実写版『ダンガンロンパ』!論破の鬼「ひろゆき」
『ダンガンロンパ』という作品をご存知でしょうか?
これは元々PSPで発売されていた推理ゲームで、そこからアニメや舞台など、色んなメディアに派生していった人気作品です。
作中の決め台詞となるのが主人公「苗木誠」の「それは違うよ!」。
この台詞によって矛盾を論破された犯人は追い詰められていきます。
「ハイスピード(弾丸)で相手の矛盾を見抜く(論破する)」ところで、『ダンガンロンパ』というタイトルが付けられています。
面白いので是非またゲームなり、アニメなり楽しんでみてください。
そして、作品の説明はさておき、まるで実写版『ダンガンロンパ』と言える
ような、相当弁の立つ論破厨の方がいらっしゃいます。
2ちゃんねる創設者であり論破厨の西村博之(ひろゆき)さん
1996年4月、中央大学文学部教育学科心理学に入学され、アメリカに留学中の1999年に「2ちゃんねる」を開設されました。
ひろゆきさんの詳細はこちらで。
写真だけでも何となく人を煽るのが上手そうな雰囲気が見て取れます。
そもそも2ちゃんねるを立ち上げた際も、日本初のマルチスレッドフロート型掲示板、「あめぞう掲示板」を上手く利用して2ちゃんねるに誘導したそうです。
カッコウの子育てのようなイメージですね。(カッコウは他の鳥の巣に卵を産み、育てさせます)
そんなひろゆきさんですが、異常に弁が立つことで、有名です。
高校時代に数学教師を口喧嘩で論破したこともあるとか。
ひろゆきさんは嫌いではありませんが、自分が教師の立場だったら持ちたくない生徒ですね。
では早速ひろゆきさんが論破を始めるこちらの動画をご覧ください。
「ネット上の書き込みを実名ですべきか?」という論点で議論がなされています。
論破されていらっしゃる方々は可哀想ですが、ホリエモンさんとひろゆきさんとかいう論破厨の組み合わせをキャスティングした番組も中々かと思います。
この番組は『ビートたけしのTVタックル』ですが、静かに口を開かないたけしさんはやはり賢い方だと思いますね。
次は同じ題材に関して今度は経済評論家の勝間和代さんとひろゆきさんが1 on 1を繰り広げている動画です。
放送事故レベルの議論ですね。
ちょっと見ている時に怖くなりました。
これを見ると少し勝間さんが不憫に思えてきます。
ただこの論破にあたり、間違ったことは仰っていない気がしますね。
煽る煽らないは別にして、「抽象的な語句に関する定義の質問、議論がすり替えられた時の煽り、定量性に対する拘り」、ここをロジカルに固めて議論の目的をしっかり見据え続ける姿勢からは学ぶところがあるかもしれません。
ひろゆきに土を着けたとされる噂の人物
それがこちらのお方です。
上念司さん
実はこちらの上念さん、ひろゆきさんと同じ中央大学の法学部法律学科卒業の経済評論家です。
そして先ほど論破された勝間さんの先輩的な立場であります。
そんなお二人がインフレとデフレについて議論されているのがこちらの動画です。
こちらの動画はあまりに長いので好きにスキップしてもらっても良いかと思います。
ただ非常に分かりやすい話で勉強になります。
ひろゆきさんの観点もかなりとんちを効かせたシャープな物ですが、上念さんのお話が非常に論理的で情報も適切、とても面白いです。
先ほどまでの動画との違いは「テーマがひろゆきさんのホームでないこと」だと思いますが、専門でない内容でもこれほど意見を出せるのは流石ですね。
上念さんの柔らかで真摯な物腰も素晴らしいです。
これは非常に良い議論でした。
最後は熱戦を繰り広げたお二人のTwitterアカウントを貼っておきます。