鶏あえず「斬鉄の構え」とは?
「またつまらぬ物を切ってしまった」というのは、ルパン三世でお馴染み、五右衛門のセリフです。
彼の剣は「斬鉄剣」という名前ですが、新年早々流行の兆しを見せているのはそれとは異なり、「斬鉄の構え」という物だとか。
ちなみにそれを武器にしているのはこちらのお二人、「鶏あえず」さんです。
鶏あえず
・西原 大樹(にしはら ひろき)
生年月日:1990年2月2日
出身地:福岡県・渡久山 敬士(とくやま けいじ)
生年月日:1986年10月30日
出身地:沖縄県
左のメガネイケメンの方が西原さん、右のSUMさん似のロン毛の方が渡久山さんです。
所属は吉本ですが、まだ若手のためかあまり知名度は高くありません。
今からしっかり把握しておけると一足先に波に乗って行けそうです。
では早速「斬鉄の構え」を動画で見ていきましょう
いきなりネタの冒頭から格闘漫画の技として登場する「斬鉄の構え」、どうしてもスタートからお客さんを掴んでいくのは難しそうですが、ネタが進んでいくと癖になる何かがあります。
改めて聴いてみると語感・文字数と絶妙な所を突いていると思います。
そしてネタの冒頭では全くお客さんにとって馴染みのなかった「斬鉄の構え」が終盤には双方にとってのスタンダードとなり、欲しがってしまう辺り、すごく良いネタだと思います。
Apple製品のように「斬鉄の構え」が浸透した時、鶏あえずのお二人はお笑い界の一大トレンドとなっていることでしょう。
早速爪痕を残しているようで、山崎まさよしさんの名曲の如く、ありふれた所に「斬鉄の構え」を求めてしまう人々も増えています。
歩く10億円のおばさまの挨拶の仕方が、
完璧に斬鉄の構えにしか見えなかった— 黒瀬 亮@ズートピアはいいぞ (@utakata_noir) January 1, 2016
ドロス斬鉄の構えwwwwwwwwwww pic.twitter.com/916q1Gl2Yi
— あらたりんは7/17BUMP (@Arata_riiin) January 1, 2016
「斬鉄の構え」の元ネタは?
気になる元ネタですが、これはネタ中にも言っていたように、格闘漫画の技(構え)です。
その格闘漫画がこちら
週刊少年ジャンプにて連載された漫画『陣内流柔術武闘伝 真島クンすっとばす!!』です。
その中で出てくる陣内流柔術の構えの一種が「斬鉄の構え」です。
斬鉄の構え
両手の甲を相手に向け、体を丸め中心線上の急所を守る。手の甲を相手に向けるのは腕の内側の血管や神経を守るためである。刃物を持った相手に有効な構え。
これが
こうなる訳ですね。
中高生、大学生、年齢問わず流行の予感はします。
個人的にもすごく応援していきたいと思います。
長文お付き合いありがとうございました。
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