ゲーム感覚で学べる!電子工作の魅力!

マイクロビット
ITの技術が発達し続け、ロボット化やAI化が世界的に進む近年。STEMという言葉も世に浸透し始め、日本でもプログラミングの授業が小学校に導入されるなど、エンジニアリングやITなどの技術が重要視されるようになりました。STEM教育の根底には、「自分で学び、自分で理解していく」ことの出来る人材を生み出すことがねらいとしてあります。そのため、楽しみながら勉強が出来る電子工作の人気がますます高まっています。

電子工作とは

主に半導体などの電子部品を用いて工作することを電子工作と呼びます。電子工作は子供への教育目的での人気はもちろんのこと、大人には趣味として人気が高まっています。特に技術者や理系出身、もしくはプログラミング関係の職種であるなどに関わらず、簡単なものから難しいものまでレベルに合わせた楽しみ方が出来ることも魅力の一つです。

Raspberry Pi(ラズベリーパイ)

電子工作に使われる部品として代表的なのがRaspberry Pi(ラズベリーパイ)です。イギリス生まれの「シングルボードコンピュータ」と呼ばれるパソコンのボードの一種で簡単に言うと超小型のコンピュータです。これさえあれば大抵のものは作り出すことが出来ます。また、値段もリーズナブルであるため、気軽に始められます。

購入ルートとしては、電気屋・家電量販店やオンラインであれば国内の正規総代理店である電子部品販売のRSコンポーネンツ、アマゾンなどで入手可能です。

Arduino(アルデュイーノ)

Arduinoとはワンボードマイコンの一つで、AVRマイコンや入出力ポート、CPU、メモリなどの必要最低限な要素を備えた手のひらサイズのハードウェアです。

様々な種類のArduinoがあり、必要な性能に応じて選ぶことが出来ます。また、Arduinoのウェブサイトから必要な開発システムをダウンロード出来るなどから、初心者からでも始めやすいことも魅力の一つになっています。

micro:bit(マイクロビット)

micro:bitはイギリスの放送局BBCが主体となり製作された主に教育の目的で使用されるマイコンボードです。LEDや加速度センサー、磁力センサー、ボタンスイッチ等が搭載されており、Bluetoothを介して他のデバイスとの接続も可能です。イギリスでは学校の授業で使われることもあり、日本でも教育用としての需要が高まっている小型コンピューターボードです。